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メダル

「神奈川県・爆弾ママ様」から投稿頂きました。

もうすぐ年末の帰省という時、4ヶ月前まで所属していた5年生の息子の野球チームから、1通の封書が届きました。「先日の○○大会で6年が準優勝をしました。これは君のメダルです」

 

移籍してからのメダル・・・家族全員が転居のストレスで落ちこんでいた時の便りでした。驚き喜びながらも、移籍してからのメダルは何かの間違いだと思いました。「帰省の時、チームにお返しにあがろう」そう思いました。

 

年末の帰省には早いけど、チームメイト恋しさに終業式後すぐに帰省しました。

ダムの上流にあるとても寒い専用グラウンドでの「餅つき大会」に、はたして歓迎されるかとドキドキしながら伺うと、「おおお~~!○○っち~!元気やんかあ~~!下手なってへんかあ~?(笑)」「おまえがキャッチャーやて~?(笑)どないなってんねん(笑)。グローブ持ってきた?」「休み中 ずっとあそべるん?」と皆が出迎えてくれました。 

「移籍したのに、あつかましくお邪魔してすみません。メダルまで頂戴して・・・」との主人の言葉に、にっこりしながらコーチがこたえて下さいました。「そんなこと言わないで下さい。見てくださいよ、○○っちは今もチームメートですよ。」その言葉で子供達に目を向けると、そこには満面の笑顔で仲間と走りまわる息子がいました。
 
楽しい帰省を終えて2週間後帰宅すると、裏の方が「リフレッシュできた?何だか寂しかったよ。」と言ってくださいました。 

帰省の手土産は30箱・・・近所や友達にと本当に沢山でした。でも、帰宅の土産も少し買えました。習慣の違いに「関西に帰りたい・・・」と嘆きながらも、横浜へのお土産を買えるようになった事に気がつきました。
 
友達が減ったんじゃない。友達が増えたんだよね。今メダルは、懐かしいチーム写真の隣に飾られています。そして・・・今日も長男は勉強もせず(笑)、裏の友達と公園です。