夫婦愛
「大阪府・松まさ起様」から投稿頂きました。
ご近所に以前は電気屋さんだったのに、カフェに転向されたご夫婦が住んでいらっしゃいます。ご主人が8年前に脳の難病にかかられたため、お店の形態を変えられたそうです。
お酒も飲まれず煙草も吸われないご主人でしたが、脳にたんぱく質がたまる難病を発症されました。カフェの仕事がリハビリそのものだと、仰っておられます。
奥様が子供の世話をする母親のように、甲斐甲斐しく介護をなさっています。その様子を拝見すると、大きな夫婦愛を感じ、ほのぼのとした優しい感情が沸き起こります。
カフェで提供していらっしゃる珈琲はとても味わいが深く、ご夫婦の絆がそのまま詰まっているようです。
私自身、父親の介護をしていた経験があります。介護は愛と信頼がないと、なかなかできることではないと思います。自分を愛し介護してくれる家族がいる、大変幸せなことです。
夫婦愛を垣間見ながら、美味しい珈琲を飲みに通い続けると思います。