豆まき回診 2009.03.02 「大阪府・山田眞佐美様」から投稿頂きました。 節分の日、嬉しいハプニングがありました。私の所属する病棟で、ロビーで豆まきをすることになりました。撒いた豆で他の患者さんが滑って転んだら大変なので、患者さんと相談して、小袋に入った豆を袋ごと投げることにしました。鬼役は主治医でもある副部長です。青い白衣で登場し、面をつけると、まさに青鬼!患者さんたちは大喜びで「鬼は外!福は内!」と小袋をぶつけます。ロビーでのイベントが終わると、ロビーに出てこられない人のために部屋を回るという青鬼の言葉で、副部長回診ならぬ豆まき回診が突然始まりました。ぬっと部屋に現れた青鬼とにこやかなナースに、患者さんもご家族も大爆笑です。 「今日は節分なので、僕に豆をぶつけて厄払いをしてください。」丁寧な説明のあと、ガォーと手を広げる青鬼に、「いいんですか?」と言いながら、3つ4つ小袋をつかむ人も。点滴中の人も、酸素吸入中の人も全員が笑顔で「鬼は外!」患者さんもスタッフも、やさしい青鬼の出現に大喜び。とても楽しい回診でした。