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にいちゃんばっかり!

「大阪府・ぴちぴん様」から投稿頂きました。

次男は3歳年上の長男といつも張り合います。

ゲーム、テレビのクイズ番組、宿題、野球の成績、体力測定の結果などなど。残念ですが、今のところ全てにおいて「にいちゃん」にはかないません。当たり前です。勝てるはずはないのです。学年、体格、経験は、明らかに長男が次男を上回っているのですから。

慎重で他人に気を遣う長男と、軽率でわがままいっぱいに育っている次男の性格の差も合わさって、ついつい私は次男を責めてしまいます。

 

兄弟げんかを叱るとき、宿題をせかすとき、部屋が汚れている時など、気がつけば次男を・・・。新しい野球道具、洋服、自転車は、長男に。次男には長男が使っていた「おふる」を・・・。

ある時、次男は私にすがりつき、泣きながら拳骨で抗議しました。
「なんで、にいちゃんばっかり!」

その言葉を聞いて、私は頭が真っ白になりました。「悪かった、ママが悪かった!」と、気がつけば私も一緒に泣いていました。反省と改心の意味を込め、家の壁面に「ゆうちゃん(次男)コーナー」を設けました。

フォトフレームには、笑顔の次男の写真を10枚と、私に描いてくれた「セイウチの絵」を掛けました。次男に不満がたまってくるたび、そのコーナーの前に立ち、心を鎮めるように心掛けています。

長男と次男。この一生変わらない関係を「上下」でなく、「平等」に見る努力を、母親として、これからの私の大きな宿題として心にとめていきたいと思っています。