代理先生の授業

私が小学校2年の時、担任の先生がお休みの際に、代理で授業をしてくださった男性の教師がいらっしゃいました。

その先生は授業中、何かの教科を教えて下さるのではなく、ご自身が経験された戦争の話をされました。

先生はシベリアで抑留され、大変辛い経験をされたようです。誰を恨むのでもなく、私達では到底想像できない過酷な内容を、ただただ淡々と話されていたのを、今でも鮮明に覚えいています。

原爆の悲惨さを描いた漫画「はだしのゲン」が、ある市の図書館で子供に対して閲覧制限がかかり、論争になっていたことがありました。