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熱い想い

「兵庫県・Y.M様」から投稿頂きました。

高校生の頃、私は管弦楽のクラブに入っていました。演奏した曲にはどれも思い入れがあります。その中でも、高校2年生、クラブ引退直前のコンサートで演奏したチャイコフスキーの交響曲は、一際懐かしく思い出されます。

この曲を決めるまでには顧問の先生と口論になるなど、いろいろな困難がありました。曲が決まってからも、幹部である同学年の全員とクラブの運営について話し合ったことが、何度もありました。

今思い出すと、忙しく感じられた日々は中身が濃く、多くのことを学ばせてくれたように思います。

顧問の先生はパートごとの譜面を用意して下さり、指揮もして下さいました。私自身も自分のパートを指導することで、曲への感情移入が深まりました。他のどの曲よりも印象に残っている理由は、練習に打ち込んだから、そして自分達がクラブで演奏する最後となるこの曲を美しく仕上げたいという気持ちが、同学年の皆にあったからだと思います。

今では、当時衝突することもあった顧問の先生に対する感謝の気持ちもあります。あの頃のような熱い想いを忘れずにいたいと強く感じます。