電話 2006.02.27 「大阪府・堂本直正様」から投稿頂きました。 妻がインフルエンザで苦しんでいた時のことです。夕方電話がかかってきたそうです。「オバアチャン。結婚しようネ」それだけでガチャンと切ったそうで。。。私が帰宅すると、朝はしんどそうだった妻が、夕ごしらえに励んでいます。「あの子からこんな電話をもらったのよ」と、風邪にもめげず嬉しそうに話しかけてきました。三歳児の彼は、母親から「オバアチャンに風邪見舞いの電話を掛けなさい」と言われたのですが、それを全く無視してケッコンを申し込んできたようです。 妻はにこにこ顔でした。そして流感も峠を越え、そのあとすぐによくなりました。孫の素直な一言に、元気をもらったのでしょう。あの電話事件から早くも数年が経ち、彼はこの四月に小学校へ入学します。