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続・信頼

「大阪府・かずみほえみ様」から投稿頂きました。

本当に嫌な出来事にあったとき、人はどうやってその苦しみを乗り越えるのでしょうか?

 

相手のことを憎んだり、怒ったり、呆れたり、悲んだりと胸の中には様々な感情が渦巻いています。気分は落ち込み、顔は疲れ果て、何をする気にもなれません。

 

そんなとき私の心を救ってくれるのは、信頼できる人の存在です。無条件で話を聴き、自分のことのように心配してくれる、発せられるメッセージは一人ひとり違うけど、言葉から伝わってくる温かい何かが、硬くギザギザになった心にじんわりと染み渡り、癒されていくのが自分でよくわかります。

昨日は仕事で嫌なことがありました。顔色のさえない私を見て言葉をかけてくれた後輩、帰りの電車で本音を言い合いながら話せる同僚、適切なアドバイスをしてくれる先輩、別件の電話だったのに「何があったの?」時間を割いて話を聴いてくれた友達、いつも温かく出迎えてくれる家族、立場は違うけど、皆私にとって信頼できる人達です。

「信頼」を辞書で引くと「その人を信じきって、すべてを任せること」とありました。作家の瀬戸内寂聴さんは51歳で出家されてから「あなた任せ」になって、人生が楽になったそうです。寂聴さんの「あなた」は仏様だそうです。


私は、出家はしていないけれど、信頼できる人たちにめぐり会えて、ほんとうに助けられていると感謝の気持ちで一杯です。私も私を支えてくれる人たちが困ったときには力になれるように、もっと強くならなくてはと思いました。