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牛乳屋さん

「大阪府・惣四郎様」から投稿頂きました。

学生時代の思い出です。

私は陸上部(駅伝)に所属しており、毎日練習で10〜20km走っていました。更に学校まで往復で20kmの距離を、自転車で通っていたのです。毎日がトライアスロン状態でした。

私達陸上部は練習後、牛乳屋で休憩して帰っていました。愛想の悪い牛乳屋のご主人でしたが、しばらくすると、毎日立ち寄る私達の為に、休憩用の椅子も準備してくれる様になりました。練習後は牛乳屋で牛乳やジュースを飲む事が、部員の楽しみになったのです。

私が当時住んでいた宮崎県の高校駅伝は、西都市で県予選があります。私の高校からは少し遠い場所でした。駅伝大会終了時に、小さな叔父さんと叔母さんがダンボールを抱えて、反省会をしている私達を見ている様子が目に入りました。

牛乳屋のご夫婦です!

私達にいつもの牛乳を飲ませてくれる為に、県予選がある遠い場所までわざわざ、軽トラに載せて持ってきてくれたのです。普段あまり喋ってくれない寡黙なご夫婦ですが、その優しさに心を打たれました。

ご夫婦が牛乳を配達してくれる光景は、何年も続きました。そして、私達の後輩は自然と、愛想の悪い牛乳屋の椅子で休憩して帰るのです。

今でも牛乳を飲むと、あの愛想の悪い心優しいご夫婦を思い出します。

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