将来の夢
「将来の夢はリハビリの先生になることです。いろんな病気の人の役に立ちたい思うのでなれるようにがんばります」中学生になった姪が、小学校の卒業記念に書いた文です。そこには、にっこり笑った顔写真が添えられています。
3年前、前立腺がんを患った父を自宅で看取りました。全身の骨と脳、肝臓にも転移し、DIC(播種性血管内凝固症候群)という病態を引き起こしていることがわかった時点で、「元気になるまで帰らない!」と言い張っていた父を説得、放射線治療を中断し自宅に連れて帰る道を選びました。
私が看護師ということもあり、主治医や理学療法師・近所の内科医・在宅マッサージ師と連携をとり、家族全員で父を看病しました。
臨終の際、私と妹と当時小学4年生だった姪が側で見守っていました。私は姪の手をとり、消えかけていく父の脈を触らせ、「おじいちゃんはもうすぐ死んでいくんだよ」と教えました。姪はじっと父の手を握り泣いていました。
息を引き取り、冷たくなった父の身体を、家族全員できれいに拭き、旅支度を整えました。大人たちは文字通り必死でした。
壮絶な一部始終を一緒に経験させたことが、幼い子どもたちにどう映ったのだろうと心配に思ったこともありました。しかし、姪の文を見て救われました!この姪のためにも、良い仕事をしなければ!と、強く思っています。
山田様はよくご投稿して下さる方です。いつも有り難うございます!「命が粗末に扱われるこの時代、父が残してくれたものは、計り知れません。子どもたちにとっても生きる力になっているんだと心より感謝しています。」とコメントも下さいました。生きたくても亡くなっていく方のことを思うと、命を人生を無駄に生きてはいけないな~、なんて思ったりします。祖先から親から与えられた命を大切に生きたいですね。




















